RPAはどう活用すべきか

最近はRPAの話題がかなり多くなりました。
総務省もRPA導入補助事業として公募が平成31年4月15日期限で行われました。
我々は、以前からRPAに着目し本質はRPAではくBPR(Business Process Re-engineering、業務改善) であることを認識しながら技術的な観点からも検証を行ってきました。

OSS(オープンソースソフトウェア)という選択肢

一般的にRPAというと、業務の自動化をイメージされることが多くいわいるマクロが進化したような自動的に画面が操作され作業が進んで行く形が一般的となります。
それを実現するソフトウェアとして、WinActorやUiPathなどの製品が有名ですが、OSSとしてはかなり前からWebシステムの検証用としていくつかのツールが存在します。
検証では、いくつかのソフトウェアを試してみましたが「簡単な操作は実現可能であるが、OCRなどの高度な機能や容易に操作出来るGUIなどはやはり有償版には劣る」ことがわかりました。ただ単純な繰り返し作業などは十分に利用が出来ると思われます。

また、一般的なイメージのRPAと合わせて、エクセルなどのデータを操作することも通常の業務では多くあります。この点でもOSSの製品を適用可能でエクセルやCSVデータを様々な変換処理を行い、目的のデータとすることが可能です。

一般的なRPAソフトウェアは現状では、サブスクリプション制であったり、スモールスタートでは高価であったりと敷居が高いと感じられている場合は一度ご相談ください。
デモや内容の聞き取など、最適なご提案をさせて頂きます。

どう活用すべきか

文頭にも書いたように、本来はビジネスプロセスから整理することが本来の目的であり、RPAを導入しなくても良い環境を作ることが最善であることに変わりはありません。
ただ、それでも効率化可能でRPAを導入することで、単純作業を効率化し本来の業務へ専念出来る環境を提供することが我々の目的です。
それと合わせて、マニュアルをRPA化し動的なものへ変革していくなど、RPAの実力をネットエージェントの柔軟な考えで提供していきたいと考えています。


一般的なRPAソフトウェアの検証に加え、OSSでの実際の動きなどを確認したい場合はお気軽にご相談ください。

WinActorやUiPathなどの紹介も可能です。お問い合わせください。